完 子どもへのまなざしを少し読んで挫折した

完 子どもへのまなざし (福音館の単行本)

完 子どもへのまなざし (福音館の単行本)

育児は基本的信頼感を育むことが第一という主張の部分はよいのだけれど、ディティールの部分が、事実ではない自分の思い込みや、こうであるといいという願望を書いているだけで、話の論拠になっていない。 昔はよかった、社会における関係性は悪くなってきている、悪しき個人主義が蔓延している、みたいな、主観だけのよくある懐古主義を披露していたり、イタリアには振り込め詐欺やホームレスがいないという話を聞いた、日本人はほかの国に比べてケータイに依存しすぎ、とか事実かどうかわからない出羽守なことを平気で書いて、それを元にして話を進めたり、読むのが苦痛。 爺さんの妄言を集めただけっぽいので読む価値なさそうなので読むのをやめた。

https://blog.shibayu36.org/entry/2017/11/13/193000 をみて読んでみたんだけど、こっちの本は3作目じゃなくて最初の本なのか。こっちも読んでみるか。