アメリカ駐在員は駐在員保険ではなくローカルの保険に入るべき
TL;DR
以下の条件に該当するひとは、駐在員保険ではなくローカルの保険に入るべき
- アメリカでタックスリターンをする
- ローカルの組織で健康保険が提供されている
そうしないとタックスリターン時に罰金を払わないといけなくなる
背景
アメリカの事情
- アメリカでは、医療保険制度改革(Affordable Care Act (ACA)), いわゆるオバマケアの一環として、州が定めた規定をカバーした保険(マサチューセッツ州ではMinimum Creditable Coverage (MCC)と呼んでいる)への加入が義務づけられる
- これによって保険加入率をアップさせようとしている
- これらの保険に非加入の場合、収入によって上下するペナルティが課せられる
- 組織からサービスが提供されない自営業や、無職、貧困層などは申請すれば回避できる
赴任者の事情
- 日本からの赴任者は日本で提供されている以下のような駐在員保険に加入しているケースがある
- この保険は日本の保険サービスなので、当然、上記のMCCに適合しない
- そのため、収入に応じてペナルティを支払う必要がある
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- ペナルティのことを考えなくても、これらの保険は歯科診療や妊娠にかかわる診療はカバーされないので、できる限り、現地の健康保険のほうをオススメする
僕の場合
TurboTaxでFederarlとStateのTaxReturnをやってたら、途中で上記のMCCに引っかかり、けっきょく数百ドルのペナルティを支払う羽目になりました。 TurboTax onlineが壊れてて、Stateの申請がいくらやってもRejectされるのは別のエントリで書く。 書いた。アメリカは声をあげないといないのと同じ国なんだなあとシミジミ思った - Bouldering & Com.