花井 架津彦 庭と住まいの照明手帖 を読んだ

照明の参考に読んでみたら、3分の1が外構、庭の照明について、3分の1が室内照明と庭との調和についてで、3分の1が室内照明についてでちょっと期待と違った。だけど、外構の作り方についてもすごく参考になって、読んでよかった。

外構を照らすことはそんなに考えてないけど、照らした時の映え方とか上から照らすことの価値とかわかりやすかった。

室内照明と庭との調和は、ガラスへの写り込みをどう制御するかがメインと理解。基本的には明暗の差を大きくして、ガラス側に光源や光の反射を向けないのが大切というのがわかった。けど、日本の一般住宅ってみんな夜はカーテン閉めるからそもそもガラスを意識しないよね。なんというか、夜にカーテンを閉めないで済む庭や中庭や眺めを持っている家ってほとんどないし、庭の照明の設置もほとんどないし。贅沢な話だ。

室内照明のパートはすごい。照明の配置を変えた比較の写真があってすごくわかりやすい。集中配灯の効果がよくわかる。廊下の照明が壁へ照り返して、それが建具を照らすと空間が美しくないとか考えたこともなかった。なんというか、照らすなら意図を持ってやれということなんだね。

もともとシーリングライトをつけるつもりもなかったし、ダウンライトつけまくるつもりもなかったけど、この本のおかげで結構良い照明計画が作れるんじゃないかと思う。

荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ を読んだ

家づくりの検討が進んで外構も検討し始めていて、いくつか読んでみた中でこれが一番、素敵な作例があって役に立つ情報が載っている本だった。あんなオシャレな庭にする余裕はないけど、株立ちの並べ方とか木の選び方はすごく参考になった。

これもエクスナレッジの本。非常に助かる。

ブティック社はエクステリア&ガーデンという季刊誌を出しているのでそれのムックをいくつか読んでみたけど、どれも趣味に合わなかった。載っている作例もそもそもの雑誌のレイアウトも全く美しくなくて、全然内容が頭に入ってこない。

以下、眺めた本。

車を買って1年経った

1年前、上田に移住することに決めたので、車も買うことにした。

移住後に買ってもよかったんだけど、最初期だけでも車がないのは困るので、移住前に購入することにした。

車種を決める

アメリカいる時にレンタカーとかジップカーとかで、

  • ボルボのセダン(高級車って運転するのラク
  • シボレーのSUV(でかいのはラク、サンルーフが開くのもかっこいいけど全然開けない)
  • ヒュンダイのセダン(真っ直ぐ進まなかったのでもう乗りたくない)
  • トヨタのカムリ(すごい普通)

とかいろいろ乗って、日本でもレンタカーとかタイムズカーシェアとかで、

とかを乗ってきて、レンタカーでスバルのインプレッサに乗ったら、運転もしやすくてかなりよかったのでスバルが候補に。

高速道路もそこそこ乗るので、運転支援は欲しいと思っていて、トヨタ、ホンダの運転支援も調べたり人に聞いたりしたけど、あんまり安定感もなさそうだったので、メーカーはスバルで選ぶことにした。

XVがいいかなと思っていたけど、予算の問題でインプレッサスポーツになり、新車にこだわる必要もなかったので中古で探すことにした。

中古の条件は以下にした。

  • インプレッサスポーツ
  • AVHが欲しかったので2018年モデル
  • 初めての車なので走行距離が10000km程度以内のもの
  • 長野で走るので路面凍結があるかもなのでAWD
  • カーナビは小さいのは嫌だったので8インチのディーラーカーナビ
  • 品質評価点が4.5以上

運転支援のアイサイトは車の車種と年式によっていろいろバージョンがあるみたいだけど、どれがどれでどういう機能があるのかがすごくわかりにくい。

2018 インプレッサに搭載されているのはアイサイト 3。機能は以下。

アイサイトの説明はこれが一番わかりやすかった。 アイサイトまるわかり便覧:2021年2月最新版 | スバルショップ三河安城 愛知県

中古車を探す

スバルが運営している中古車情報サイトSUGDASというのがあって、スバルのディーラーが扱っている中古車が検索できる。ここはAIS品質評価というのをやってくれていて、状態を数値として客観的に知ることができるし、評価レポートもかなり詳しくて、小さい傷でも位置とか深さとかを乗せてくれていて非常に良い。

だけど一つ難点があって、新着情報のお知らせメールとかを送ってくれない。だるいなーと思っていたら、SUGDASというのはグーネットのOEMだった。で、グーネットは新着お知らせメールがある。なので、グーネットで新着情報を受け取り、実際の情報はSUGDASで見るというのをやっていた。

でも、グーネットもSUGDASも閲覧済みリンクの色が変わらなくて腹が立つ。なので、ユーザースタイルシートで閲覧済みリンクの色を変えた。stylusでもいいんだけど、大したことでもないので自前でchromeエクステンション書いて使っていた。

GitHub - shrkw/chrome-ext-show-visited-link: show visited links on ucar.subaru.jp and goo-net

あと、スプレッドシートで比較したかったので、ページの欲しい情報をタブ区切りで表示するスクリプトとか書いていた。

中古車情報スプレッドシート
中古車情報スプレッドシート

5月から探し始めて、車を決めたのは8月。3ヶ月くらいかかっていた。

決めた車を買う

ずっと見ていると愛知、兵庫あたりで希望の車が出てくるのが多い。

第一候補にしたのも岐阜のスバル販売店。AIS評価に書かれているダメージをメールで写真を送ってもらって確認し、購入決定。サイドビューモニター付きで、Sスタイルという装飾付きのやつ。200万円行かないくらい。

運搬費でも6万くらいはかかるので、運転自体は嫌いじゃなかったので、新幹線で名古屋まで、ローカル線で販売店まで行き、現地で無事、受け取り。さっそく、東名高速で東京までのドライブ。東京はまあ、車が多くて走るのが大変だ。

車検証の住所変更

そんなこんなで車で長野まで引っ越し。引っ越しをすると車検証の住所変更が必要だけど、それほど難しそうじゃなかったので、自分で陸運局に行ってやることにした。

手続き自体は手引きの通りにやるだけで、1時間くらいでナンバープレートの付け替えまで完了。いい経験だった。

1年運転して

嬬恋へのドライブ
嬬恋へのドライブ

運転支援はやはりすごいラク。高速道路でACCとアクティブレーンキープがすごい便利なのは期待通りだけど、ACCは一般道での走る時も前方の車との距離を自動で適切にしてくれるので、普段からすごくラクになる。

燃費はだいたい13.9km/lくらいか。これはまあ仕方ない。

次に車を買うときは多分、EVになっているはず。いい感じのEVがたくさん出ているといいな。

住宅設計するときに忘れがちだけど、エアコンの設置位置ってすごく重要

現代の高機密高断熱住宅だと1フロアにエアコン1台だから、エアコン本体は共有部や廊下につけたい。だけど、室外機の設置場所は、以下のように条件が衝突しがち。

エアコンの室外機の推奨の設置場所は以下。

  • 風通しがよい
  • 直射日光がささない
  • 雨や雪があたりにくい

そして、

  • エアコンダクトは長くなると効率が落ちる(どれくらい?)。少なくとも短い方が保守性は良い

しかし、本体を置く間取りとしては、

  • 共有部は日射を得るために南に寄せがちなので、南面は室外機が置きにくい
  • 効率のよい間取りにすると廊下は中心に寄って外部に接しなくなるので、廊下にエアコンつけにくい
  • 室外機は騒音、振動があるので、ベッドやデスク、ソファの近くには置きたくない

というのもある。

こういう直交した条件を考えると置き場所が非常に困る。最初の設計の段階からエアコン設置場所も含めて考えた方が良い。これは間取りの方程式の本にも書いてなかった。

この辺の矛盾を完全に避けたいなら、床下エアコンによる全館空調がいいんだろうな。床下ならダクトを長くしても保守がしやすいし、環境変化が小さいから劣化も少なそう。

ロンドンゾンビ紀行 Cockneys vs Zombies を観た

Prime対象から外れるみたいだったので観た。

肩の力を抜いて、気軽に見れるゾンビコメディ。驚くような展開もないし、爺さん婆さんがゲームみたいにゾンビを吹っ飛ばしていくし、すごくストレスフリー。なので、90分ないんだけどやはりちょっとダラける。軽い作業をしながら観るのがちょうどいいかも。

ゾンビコメディとしては、ショーン・オブ・ザ・デッドとかゾンビランドみたいな名作があるから、そっちの方がやはり好きかな。

暮らしやすい「間取り」づくりのヒント を読んだ

ゴミの収納スペースを考えましょうとか、子供部屋の作例はいいんだけど、ただのパターン集、TIPS集なので、すごく役に立つものではない。これを読んでも、暮らしやすい間取りは作れないと思う。間取りの方程式と片付けの解剖図鑑の2冊を読んでお気に入りの建築家の本を読む方が有益。

しかし、部屋の用途を固定するのを推奨しているのはなんなんだろう。それどころか、ベッドサイドライトを壁付にするとベッドを交換するどころか、位置を変えることもできなくなるからリスクだと思うんだけど。みんなそんなに固定された生活を送っているのだろうか。

コストダウンに成功した暮らしやすい家づくり を読んだ

図書館に並んでいたので読んでみた。けど、僕には意味がなかった。

よくよく見ると13年前の本だから仕方ないのかもしれないけど、コンクリ打ちっぱなしや、断熱材無視など暮らしやすさを完全に無視していたり、知り合いのツテで安く部材を仕入れたり、安く作業してもらったりとかで全然参考にならない。 あと大工仕事のコスト安すぎ。13年前ってこんなにデフレだったっけ?