車を買って1年経った

1年前、上田に移住することに決めたので、車も買うことにした。

移住後に買ってもよかったんだけど、最初期だけでも車がないのは困るので、移住前に購入することにした。

車種を決める

アメリカいる時にレンタカーとかジップカーとかで、

  • ボルボのセダン(高級車って運転するのラク
  • シボレーのSUV(でかいのはラク、サンルーフが開くのもかっこいいけど全然開けない)
  • ヒュンダイのセダン(真っ直ぐ進まなかったのでもう乗りたくない)
  • トヨタのカムリ(すごい普通)

とかいろいろ乗って、日本でもレンタカーとかタイムズカーシェアとかで、

とかを乗ってきて、レンタカーでスバルのインプレッサに乗ったら、運転もしやすくてかなりよかったのでスバルが候補に。

高速道路もそこそこ乗るので、運転支援は欲しいと思っていて、トヨタ、ホンダの運転支援も調べたり人に聞いたりしたけど、あんまり安定感もなさそうだったので、メーカーはスバルで選ぶことにした。

XVがいいかなと思っていたけど、予算の問題でインプレッサスポーツになり、新車にこだわる必要もなかったので中古で探すことにした。

中古の条件は以下にした。

  • インプレッサスポーツ
  • AVHが欲しかったので2018年モデル
  • 初めての車なので走行距離が10000km程度以内のもの
  • 長野で走るので路面凍結があるかもなのでAWD
  • カーナビは小さいのは嫌だったので8インチのディーラーカーナビ
  • 品質評価点が4.5以上

運転支援のアイサイトは車の車種と年式によっていろいろバージョンがあるみたいだけど、どれがどれでどういう機能があるのかがすごくわかりにくい。

2018 インプレッサに搭載されているのはアイサイト 3。機能は以下。

アイサイトの説明はこれが一番わかりやすかった。 アイサイトまるわかり便覧:2021年2月最新版 | スバルショップ三河安城 愛知県

中古車を探す

スバルが運営している中古車情報サイトSUGDASというのがあって、スバルのディーラーが扱っている中古車が検索できる。ここはAIS品質評価というのをやってくれていて、状態を数値として客観的に知ることができるし、評価レポートもかなり詳しくて、小さい傷でも位置とか深さとかを乗せてくれていて非常に良い。

だけど一つ難点があって、新着情報のお知らせメールとかを送ってくれない。だるいなーと思っていたら、SUGDASというのはグーネットのOEMだった。で、グーネットは新着お知らせメールがある。なので、グーネットで新着情報を受け取り、実際の情報はSUGDASで見るというのをやっていた。

でも、グーネットもSUGDASも閲覧済みリンクの色が変わらなくて腹が立つ。なので、ユーザースタイルシートで閲覧済みリンクの色を変えた。stylusでもいいんだけど、大したことでもないので自前でchromeエクステンション書いて使っていた。

GitHub - shrkw/chrome-ext-show-visited-link: show visited links on ucar.subaru.jp and goo-net

あと、スプレッドシートで比較したかったので、ページの欲しい情報をタブ区切りで表示するスクリプトとか書いていた。

中古車情報スプレッドシート
中古車情報スプレッドシート

5月から探し始めて、車を決めたのは8月。3ヶ月くらいかかっていた。

決めた車を買う

ずっと見ていると愛知、兵庫あたりで希望の車が出てくるのが多い。

第一候補にしたのも岐阜のスバル販売店。AIS評価に書かれているダメージをメールで写真を送ってもらって確認し、購入決定。サイドビューモニター付きで、Sスタイルという装飾付きのやつ。200万円行かないくらい。

運搬費でも6万くらいはかかるので、運転自体は嫌いじゃなかったので、新幹線で名古屋まで、ローカル線で販売店まで行き、現地で無事、受け取り。さっそく、東名高速で東京までのドライブ。東京はまあ、車が多くて走るのが大変だ。

車検証の住所変更

そんなこんなで車で長野まで引っ越し。引っ越しをすると車検証の住所変更が必要だけど、それほど難しそうじゃなかったので、自分で陸運局に行ってやることにした。

手続き自体は手引きの通りにやるだけで、1時間くらいでナンバープレートの付け替えまで完了。いい経験だった。

1年運転して

嬬恋へのドライブ
嬬恋へのドライブ

運転支援はやはりすごいラク。高速道路でACCとアクティブレーンキープがすごい便利なのは期待通りだけど、ACCは一般道での走る時も前方の車との距離を自動で適切にしてくれるので、普段からすごくラクになる。

燃費はだいたい13.9km/lくらいか。これはまあ仕方ない。

次に車を買うときは多分、EVになっているはず。いい感じのEVがたくさん出ているといいな。

住宅設計するときに忘れがちだけど、エアコンの設置位置ってすごく重要

現代の高機密高断熱住宅だと1フロアにエアコン1台だから、エアコン本体は共有部や廊下につけたい。だけど、室外機の設置場所は、以下のように条件が衝突しがち。

エアコンの室外機の推奨の設置場所は以下。

  • 風通しがよい
  • 直射日光がささない
  • 雨や雪があたりにくい

そして、

  • エアコンダクトは長くなると効率が落ちる(どれくらい?)。少なくとも短い方が保守性は良い

しかし、本体を置く間取りとしては、

  • 共有部は日射を得るために南に寄せがちなので、南面は室外機が置きにくい
  • 効率のよい間取りにすると廊下は中心に寄って外部に接しなくなるので、廊下にエアコンつけにくい
  • 室外機は騒音、振動があるので、ベッドやデスク、ソファの近くには置きたくない

というのもある。

こういう直交した条件を考えると置き場所が非常に困る。最初の設計の段階からエアコン設置場所も含めて考えた方が良い。これは間取りの方程式の本にも書いてなかった。

この辺の矛盾を完全に避けたいなら、床下エアコンによる全館空調がいいんだろうな。床下ならダクトを長くしても保守がしやすいし、環境変化が小さいから劣化も少なそう。

ロンドンゾンビ紀行 Cockneys vs Zombies を観た

Prime対象から外れるみたいだったので観た。

肩の力を抜いて、気軽に見れるゾンビコメディ。驚くような展開もないし、爺さん婆さんがゲームみたいにゾンビを吹っ飛ばしていくし、すごくストレスフリー。なので、90分ないんだけどやはりちょっとダラける。軽い作業をしながら観るのがちょうどいいかも。

ゾンビコメディとしては、ショーン・オブ・ザ・デッドとかゾンビランドみたいな名作があるから、そっちの方がやはり好きかな。

暮らしやすい「間取り」づくりのヒント を読んだ

ゴミの収納スペースを考えましょうとか、子供部屋の作例はいいんだけど、ただのパターン集、TIPS集なので、すごく役に立つものではない。これを読んでも、暮らしやすい間取りは作れないと思う。間取りの方程式と片付けの解剖図鑑の2冊を読んでお気に入りの建築家の本を読む方が有益。

しかし、部屋の用途を固定するのを推奨しているのはなんなんだろう。それどころか、ベッドサイドライトを壁付にするとベッドを交換するどころか、位置を変えることもできなくなるからリスクだと思うんだけど。みんなそんなに固定された生活を送っているのだろうか。

コストダウンに成功した暮らしやすい家づくり を読んだ

図書館に並んでいたので読んでみた。けど、僕には意味がなかった。

よくよく見ると13年前の本だから仕方ないのかもしれないけど、コンクリ打ちっぱなしや、断熱材無視など暮らしやすさを完全に無視していたり、知り合いのツテで安く部材を仕入れたり、安く作業してもらったりとかで全然参考にならない。 あと大工仕事のコスト安すぎ。13年前ってこんなにデフレだったっけ?

新しい住宅デザイン図鑑 を読んだ

これもエクスナレッジ

イデア集としてはいいと思う。けど、なぜそのデザインなのか、それで失われるものはなんなのか。そもそも住宅を考える上でそれは必要なことなのかについての言及がないので、役に立たないことの方が多い。

あと、基本的に写真が生活を始める前のものなので、暮らしの匂いがしない。モデルルームみたいな感じで住宅ではない。中村好文さんの本のような、生活している中での佇まいを見せている本の方が有益だと思う。

あと、

  • スキップフロア(バリアーだらけ、いつまで四肢が動くと思っているのか)
  • トップライト(夏の日射への対策が必要、雨漏りしやすい)
  • 屋上庭園(砂が近隣に撒き散らされる)

みたいな、リスクが非常に大きいものもリスクの説明なしに取り上げられているので、そこはすごく良くないと思う。

飯塚豊 間取りの方程式 を読んだ

家を建てるので、エクスナレッジの図鑑シリーズを読んでいる。これは図鑑じゃないけど。

学びの多い、非常にいい本だった。家の間取りを考える上でとても役に立っている。

以下、メモ。

  • 土地、配置、領域
    • 広くて眺望が良くて住宅が密集していない土地を見つけられたのでうちは特に工夫は不要だった
  • 動線、玄関
    • クローバー型で玄関か階段を真ん中に、というのは納得感がある
  • 寸法
    • キッチンを2275mmにするか2730mmにするか、非常に悩む
  • 間仕切り
    • 障子もいいし格子戸とか憧れる
  • 抜け
    • 抜けは本当に大切。キッチンから全体が見渡せるとか、玄関からちょっと入ったら奥の庭まで見えるとかあると本当に気持ちがいい
    • ピクチャーウィンドウとか入れたい
  • たまり
    • ちょっとぼんやりできるところがあるのは助かる時があるはず
  • 回遊
    • わざとらしい回遊は使われないというのはなるほど。機能と組み合わせたい
    • 「壁の中央に1820mmの引き違い窓」というワンパターンは本当にやめたい。断熱性能も下がるし防犯性も下がるからいいことない
    • トップライトよりハイサイドというのは本当にそう
    • 中央を外すというのも面白い。ちょっと考えてみたい
  • 天井高
    • リビングと寝室、水回りの天井高を変えるというのは考えなかったけど確かに面白そう
  • 吹き抜け、段差
    • スキップフロアはメリットもあると思うんだけど、大きなバリアーになるのとルンバが掃除できないのでとても苦手。住宅はアクセシビリティが確保されるべきだと思う