- 作者: ドロシー・ローノルト,レイチャルハリス,石井千春
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: 文庫
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ちゃんと読み込めてない状態での感想。 ふーんていうくらいだけど、ニュアンスはわかる。 モンテッソーリやシュタイナー教育も役には立つんだけど、これ系に寄りすぎるとスピリチュアルとかオーガニックによりがちで疑似科学になりがちなので、そういうのに弱い人は注意が必要。
ちゃんと読み込めてない状態での感想。 ふーんていうくらいだけど、ニュアンスはわかる。 モンテッソーリやシュタイナー教育も役には立つんだけど、これ系に寄りすぎるとスピリチュアルとかオーガニックによりがちで疑似科学になりがちなので、そういうのに弱い人は注意が必要。
小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないために
育児についてのウェブの情報で、正しい情報を探すほうがたいへんなので、本を読む。出産直前くらいのころに読んでおいた。 読んだおかげで、余計な不安を持たずにすんだのでよかった。
出産直後くらいでどう赤子を扱っていいのかわからずおろおろしていたころに、たまたま妻が本屋へ行って見つけてくれた本。すごいよかった。
無策だと子供の生理欲求に振り回されてしまうので、読んだおかげで、行動の基準ができて助かった。絶対成功するわけじゃないし例外もたくさんあるけど、0歳のころはだいたいうまくいってたと思う。これの通りにならなくなるころには、こどもと親の生活サイクルが自然とあってくるので、生活リズムの面でのつらさはなくなっていた。
実践するのに本だけだとまあわかりにくい。なので、ここのサイトがpdfを公開してくれてるので、印刷して子供の寝床の上に貼っていた。 http://jina2013.com 育児についてのウェブの情報は、基本FUDかアフィしかないので本を読むのが一番時間効率がよい。
https://blog.shibayu36.org/entry/2019/05/13/193000 経由。
わかりやすくて良い本。
こどもはアンコントローラブルなものと認めよう、あきらめよう、大人のリズムで生活できなくなるけどあきらめよう、というのが明確に書かれていてよい。イヤイヤ期、しつけ、自立心への対応も、あるがままを受け入れて変に悩んだり意固地になったりしないほうがいいというの納得できる。あるがままの子供を受け入れて甘えさせてやれば、だいたいなんとかなる。
世の中のべき論をことごとく否定して、もっと自由に、適当に、まあまあ、なあなあでもいいと言ってくれる。子が宝なら親も宝と言い切ってくれるのも、本当にその通り。
気になるところは、育児は母親がするもの、父親は補助という前提で書かれているのがちょっとなあと思った。
https://blog.shibayu36.org/entry/2019/08/28/193000 経由。
言うこと聞かない!落ち着きない! 男の子のしつけに悩んだら読む本
性別での決めつけが大きいのが気になるけど、今の状況を認めて楽しもうということを伝えてくれてとても良い本。 まず親を受容するという前提で書かれている。そりゃそうだ。受容されていないひとが受容することは難しい。今の子供を受容すれば伝え方も穏やかになる。
しつけは教える、伝えること、今すぐ実行させることじゃない 伝えた時点でしつけはできている 穏やかに、繰り返し言うだけでいい 将来できるように、今、正しいこと、すべきだったことを繰り返し伝える 歳を取ると自然と落ち着くことがほとんど 10回言って改まったらラッキー 叱りすぎても仕方ない。そのあと30回笑顔にしてあげればオッケー 親は5%変わればいい 大人なら誰の了解も得ずにかなえている。子供にも少しでも満足させてあげよう あなたが選んだものは、いつも全部正解だったのです 生まれたときは元気であればいいであったはず 今の幸せに気づく 親バカでいい、親が子を愛するのは自然なこと
読んだと言っても途中を飛ばしながら。
うちはここまでひどくない、もっと普通だったよと思うんだけど、本に書いてある通り、子供はどんな環境であってもうちは普通と思ってしまうので、普通だから、と考えるのは意味がない。じゃあ普通ってなんなんだろう、子供にとって必要な環境ってなんだろうと考えるきっかけになった。
編集の人の話を最後に持ってきているのは、普通という言葉の無意味さをわかりやすく伝えていてくれてよかった。
2017/02/15に会社のwantedly blogに投稿していたのを以下に転載。
こんにちは。Viibarでエンジニアをしているshrkwです。昨年末に初めての子供が生まれまして、育児休業をとらせてもらったのでそのことについて記します。
育児介護休業法で定められた法律に基づき取得できる権利です。法律の名前の通り、これは育児だけではなく介護に従事する場面でも大切な法律です。 法律では父母の区別なく、育児休業をとることが可能であり、取得のタイミングによって延長や2回めの取得なども可能です。
厚生労働省は男性の育児参加を促すために啓蒙のためのサイトを開いていますが、 こちらのサイト は大企業が社内で啓蒙することを狙いとした資料が主で、中小企業で従業員が自主的に育児休業の取得を促していくための情報としては不十分でした。 それよりも、 実際の育児・介護休業法についてのページ のほうが詳細で役に立ちました。
育児休業期間中は、雇用保険を原資にして育児休業給付金が支給されます。 当初の六ヶ月は67%(上限285,420円)が支給され、以降は50%(上限212,250円)が支給されます。これは、非課税であり、期間中は健康保険と厚生年金も免除となります。
IT企業での男性による育休の取得については、大手の企業様ですが、こんな先例もありますね。 男性エンジニアリングマネージャが長期育休を取った話 | GREE Engineers’ Blog
2015年12月にViibarに入社したのですが、入社前の面接のときから妻の出産の際には最大限のサポートをしたいと伝えていました。その後、それが現実となり、2016年12月に妻が出産予定となりました。里帰りせずに出産すると決めたので育休取得を会社に相談して、快諾をいただき、1回目の育児休業は妻の体が回復するまでの1ヶ月と決めました。1回目と書いているのは、妻の育児休業終了後から保育園入園までのあいだに2回目の育児休業を取得するオプションがあるためです。
Viibarは創業して4期目のバリバリのスタートアップです。そんな会社ですので社内での育児休業取得は初めてのケースでした。取得前の私の仕事の状況は新規事業のプロジェクトリードとして従事していたため、なかなか調整が大変だったのですが、育児休業前には一段落つくスケジュールにしてもらいました。また、休業期間中は、プロダクトオーナーにも開発のベロシティが下がること前提で予定を組んでもらったり、たくさんサポートしていただきました。
予定日に無事お産があり、4日後に退院となったため、その日を育児休業の開始日としました。 実際の育児休業期間中は、妻と半分ずつで子守を分担していました。初めての経験続きでものすごくしんどかったですが、深夜対応も1日交代で対応することにできて、なんとか乗り切ることができました。
妻も早い段階で外でゆっくりする時間をとることができたりして、そのおかげか、産後の肥立ちもよく、その分の貯金が今も活きていると思います。 取得中の仕事についてですが、育休前は、リモートでコードレビューやチケットのチェックくらいはできるかなと楽観的な予測をしていましたが、現実の育児生活にはいってみると全くそんな時間はとれませんでした。育児のスタイルによると思うのですが、ミルクを飲ませておむつをかえて沐浴させて寝かせてのあいまに自分たちの食事を作って体を休ませるので精一杯。業務の活動は、代えの効かない、採用活動の面接官をやるくらいがせいぜいでした。
一ヶ月の取得であり、年末年始の休みを挟んでの休業だったため、大きな違和感もなく復帰できました。従事していたプロジェクトのほうも、不在中に大きな問題もなく、発生した課題もメンバーが自律的に動いて解決してくれて乗り切ることができました。
育児休業をもらって育児にどっぷり入ってみて、新生児を育てる困難さを自分の体験として強く実感できました。妻の産後をサポートできたのも助かりましたし、妻の方は1年間の育児休業を取得しているのですが、今後の育児という長期にわたる共同プロジェクトを同じ目線からスタートすることができて本当によかったと思います。また、今後の子供との関係性にいい影響を与えてくれるといいなと願っています。 育児にどのように関わるかはそれぞれの家庭の事情や判断ですが、会社がサポートしてくれたおかげで、育児に深く関わるという選択ができたことを深く感謝しています。
妻の育児休業は1年なので2017年11月までを予定しています。その後は保育所の利用をしたいと思っていますが、多くの方がご存知の通り、保育所の入園はかなり余裕がない状態になっています。基本的に保育所の受け持つ児童の入れ替わりのタイミングである、4月以外での入園はとても難しい状況です。
ですので、育児休業の延長を検討しています。両親ともに育児休業をする場合(パパ・ママ育休プラス)の特例
というものがあり、保育所が利用できなかった場合などのいくつかの条件に該当すると、1年6ヶ月までの延長が可能です(現在、2年までの延長を検討しているようです)。
今回のケースでは妻の産後休暇中に、自分が育休を取得していたので特例対象に該当しますので、保育所を申し込んで利用できなかった場合は、妻の育児休業終了から引き継いで、パパ・ママ育休プラスを利用して翌年の4月までで再度の育児休業を取得する予定です。
以上、4期目のスタートアップで育児休業を取得した話を記しました。自らの働きかけやメンバーの助け、様々なタイミングが重なったおかげで育児休業を取得することができました。Viibar自体はまだまだ未成熟な会社であるため、望んだ人が望んだ条件ですべてが通るかはわかりませんが、そういう面も含めてまだまだ自分たちで会社の制度や文化を作っていける時期なのだと思います。こういうのもスタートアップの醍醐味のひとつなのではないでしょうか。
Viibarでは自分から働きかけて、会社自体を自分の居心地のいい環境にしていきたいと願う方を絶賛募集中です。いっしょにViibarという会社を自分好みに育てていきましょう。