Mac OS X Lionでのシングルユーザモード起動手順はLeopardのときと違う

最初にまとめ

Lionでログインできないときにシングルユーザモードを使うのだけど、Leopardのときの情報[ Mac OS X 10.5:アップグレードインストール後にログインできない ]を参照して

/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.DirectoryServices.plist

が存在しない、というのを嘆いてるブログがあるけど、Lionではこっちのファイルを使う。

/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.opendirectoryd.plist

OS X Lion:シングルユーザモードで dscl(1) を使う

まとめるとこんな感じでOK。

mount -uw /
launchctl load /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.opendirectoryd.plist
dscl . -delete /Users/username AuthenticationAuthority
passwd {username}
reboot

launchctlでエラーメッセージがでてるけど無視していいんだって。

経緯


家のUbuntuサーバーを 11.04 (Natty Narwhal) から 11.10 (Oneiric Ocelot) にupdateして、netatalkも2.2 beta4になったので、Lion対応の準備ができた。ので、試しにUSBハードディスクにOS X Lionを入れてみたけど、既存のユーザーでログインできない。

検索してみたら、シングルユーザモードで起動すればいいっぽいけどうまくいかんよーというのがいくつか出てきた。
けど、ちゃんとAppleのサイトで調べたら8/15にLion向けのサポート文書が公開されてたので、この手順通りでOKだった。