バーバラ・ミントじゃなくて大前研一のほう。
7割読みで90分くらいで読んだけど、けっこう面白かった。大前本を読んだのは初めてだけど、書いてることはすごく当たり前のことで、それに大前さん自身の経歴の自慢を交えて書いている感じ?
- 問題に対して自分のあたまで考えよう
- 論理にしても、机上じゃなくてフィールドインタビューに基づく現場のリサーチから生み出すことで論を強化する
- 10時間語れることを45分で語るということにプレゼンの意味がある
- 1メッセージに集約、取捨選択することで相手を動かすことができる
- 自分がこれだけ取り組んだということからくる自信があってはじめて、勝てる提案を行える
- 感情へのフォローは必要で、別のレイヤーで補っていく
- 日本でもアメリカでもいっしょ
- 自分の人生を自分で切り開いていこう
- 思考のフレームを作って、そのフレーム自身を磨いて鍛えていこう
2004年に書かれた本だけど、iPhoneの登場によるiPodと携帯の融合とか、ホームサーバーの普及とか、書かれた未来予想がそこそこ当たっててなんか面白い。このひとの本を読もうとはあまり思わないけど、話には興味がわいてきた。しかし、このひとの本を読むひとはなにを期待して読んでいるんだろう。論理思考とかならそれこそ、バーバラ・ミントとかマッキンゼー出身者の本とかでいいと思うんだけど、やっぱり、このひとの思考の出力に惹かれてるのかな。
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/05
- メディア: 単行本
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