「幸せなシステム」のつくり方 読了

「幸せなシステム」のつくり方 (システム開発新時代)

「幸せなシステム」のつくり方 (システム開発新時代)


ものすごい流し読みだから、会社への往復2回で読了。
HOW TOの部分を完全に切り落として、開発者のマインドについてだけに注力された本。
ひと、マインドこそが一番大切なんですよ、ということが書かれてるけど、そもそも、こういう本を読むようなある程度の意識を持っているようなひとならすでにそういうマインドを持ってるはずだし、逆側の、そういうマインドを持つべきひとは意識も低くなっているから、この本が届くことはないんじゃないかと思う。そういう意味では存在する意味のない本*1
それだけでもないか、読んだひとがそういうマインドを周囲に影響を及ぼしていければいいのか。
あと、途中のクレド(行動指針)の話が面白かった。行動の核とすることのできる指針を示すのは本当に大切。クレドについての本を何か読んでみようっと。
願わくば、この本が意味を持つひとの手に渡らんことを。

*1:ものすごい極論だけど