吉村順三建築展

日本建築の特色

南台の家

増改築を6度も繰り返してるのに、はじめからそうであったみたいにすごく快適そうな家。というか、そのときどきの必要なものにあわせて修正を加えつづけてるから、形骸化しないで快適そうな雰囲気がでているんだろうな。
増改築って言ってるけど、けっこう大胆に変えてるよな。基本のフレームは変わらないけど、ORMをそのときどきにあわせて換えるような、始めはhsqldbだったのをpostgreSQLに換えて、最終的にOracleにしてるような感じ?
玄関を家の中央に据えることで廊下を極力なくして、空間を有効活用してる。
動線を円運動で捉えてる。たしかにスムースな動きができそう。
そして、字がかわいい。

「たまり」

ひとがたまる場所っていう意味なんだろうな。「重心がある」「コージー」っていうのもたぶん同じことを指しているんだろう。なんとなくわかる。

ひとの動線を考えて家具を配置。

住まいっていうのはやっぱり大切。

理想の家のイメージに中2階っていうのがあるけど、やっぱりいいよな。近すぎもしないけど、存在を感じられないこともないっていう微妙な距離感がいい。