過去のとか任意のバージョンのRailsでrails newしたい

Railsのことを完全に忘れて、そもそもレールズを始めるときはどうすればいいんだ?となったので書いておく。

追記: Rails公式ではgemでインストールするのが前提だった

Rails公式では、Getting started guideにあるように gem install rails でシステムグローバルにインストールすることが前提だった。

https://github.com/rails/rails/issues/44649#issuecomment-1063549532

なので、bundleされたところから rails new されるのは想定されていないし、エラーになる。Rails7で試したら、僕も cannot load such file -- bootsnap/setup (LoadError) のエラーが出てしまった。

ということなので、gemでインストールしましょう。複数のrailsバージョンの使い分けはどうするのがいいんだろう?よくわからない。

追記ここまで

Rubyの入ってる適当なコンテナーを使って、 gem install rails とかはやらないという前提で。

使いたいバージョンのRailsを入れる

newするためのブートストラップ用のRailsを入れる。

$ mkdir rails6 && cd $_
$ bundle init
$ echo 'gem "rails", "6.1.4.1"' >> Gemfile
$ bundle install
$ bundle exec rails --version
Rails 6.1.4.1

使いたいバージョンのRailsrails newする

$ bundle exec rails new --minimal ../blog-6141 && cd $_
$ bin/rails generate model Article title:string body:string
$ bin/rails db:migrate
...

これだけの話だった。

中村好文 暮らしを旅する、食う寝る遊ぶ 小屋暮らし を読んだ

「食う寝る遊ぶ 小屋暮らし」は結構好き。コンパクトなワンルームの暮らしへ憧れはまだある。

暮らしを旅するはエッセイ。ファンの読むやつ。

中村好文 住宅巡礼、住宅巡礼ふたたび を読んだ

面白いし、いいなあと思うけど、自分たちの建てられる家と違いすぎて参考にならない。せめてエッセンスだけでもと思って、ちょっと取り入れただけでも費用嵩むんだよなあ。うーん。

建築知識 2021年7月号 を読んだ

間取り特集。 間取りのアイデア集としてパラパラ読むのは面白いけど、気になった間取りの建築家を調べて、その人の建築を深く知っていく方が、ピンとくる間取りになりやすいと思う。

「建築知識と解剖図鑑」の特集が面白かった。間取りの解剖図鑑とか読んでみる。

チョコレートドーナツ Any Day Now を観た

見てる途中は楽しかったんだけど、モヤモヤする。フロリダプロジェクトも大変な映画だけど、こっちはマジックがあって観賞後の広がりがあっていい映画だと思ったけど、チョコレートドーナツは広がりがなくて、シュッと悲しく終わってしまって、ダウナーな気分だけが残される。

中村好文 住宅読本を読んだ

風景。風景に溶け込む、収まる家というのはその場に入り込むという意味で大切だと思う。

ワンルームワンルームといっても、東京によくある単身者向けの極小の部屋のことではない。例えば50平方メートルくらいの部屋で、仕切りの壁や扉が本当に必要なのかを考えた結果のワンルーム。ヒアシンスハウスも清家清の「私の家」もそう。 そういう用を考えた家は小屋と一緒で、憧れがある。

居心地。溜まりのある、曖昧な場所があることで助かる時があることを知っている。

台所、食卓。「美しく散乱する台所、あるいは多少の散乱ぐらいでへこたれない大らかな台所」というのは確かにすごくいい。ざっくりした、大らかな、調理道具が露出していることが活気になるような、そういう台所はとてもいい。 すらっと収納するのでなく、調理器具が並んでいることを許容してしまうような台所にしたい。

子供。いろんな居場所がある家にしたい。プライバシーと空気感のグラデーションを持てるような。

手ざわり。手ざわり、足触りのいいのは気分が落ち着く。

床の間。神聖な場所、精神の拠り所になる場所が必要というのは、歳をとって、いろんなことを経験して共感できるようになった。お気に入りのチェストなどがあるといい。

家具。家具を考えるのは贅沢なこと。

中村好文 普段着の住宅術を読んだ

宅建築に関するエッセイを集めた本。軽く読めた。 家具に関してのエッセイが特に気になったかな。抽斗、床の間チェスト、キッチンスツール、畳める椅子など。 床の間的な空間を持つことの意味が学びがあった。

家全体を平等で気さくな空気が支配している今風の住まいも悪くはないが、あっけらかんとした明るさは口あたりだけがよくて栄養のない食物のようだ。住まいや暮らしに陰影を与える意味でもこうした精神の拠り所としての特別な場所が必要ではないだろうか。

「神聖な」という言葉が適当かどうかわからないが、そこには間違っても新聞交換のトイレットペーパーなどを無造作に置いたりはできない、そういう場所を住まいの中に持ちたいものである。

これは本当にそう。思い出の写真とかを置く場所は必要。吉村順三も家の中の重心を大切にしていたそうだし、そういうものを大切にしたい。