- 作者: Joel Spolsky,青木靖
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは面白い。いろんなひとの話が読めて知見が広がる。ジョエルはすげーなー。
アダム・ボズワース, ICSOC04講演
世界はもっと良くなる、良くすることができるということ。夢を見ることを恐れてはならない。
人はみな夢を見る。しかし、同じようにではない。夜、心に生気のないときに夢を見る人は、朝に目を覚まして、それが虚栄だったことを知る。しかし昼に夢を見る人は、危険な男だ。彼らは目を開けて夢のために行動し、それを実現するかもしれないからだ
T.E.ロレンス
ブルース・エッケル, 強い型付け vs. 強いテスト
開発のタイミングにおいては、コンパイルをするということは構文が合っているどうかの最初のテストでしかない。どちらにしろテストは必要であるならば、生産性の高い言語でたくさんのテスト、強いテストを書くことのほうを優先するべきではないのか。
テストされていないものは、壊れていると思え。
ポール・グレアム, すごいハッカーとは
あなた自身優れたハッカーになることができるなら、その方法は、自分に対して次のような取引をすることだ。退屈なプロジェクトで働く必要はない(そうしなければ家族が飢えるということがない限り)。その代わり、決して出来損ないの仕事をするようなことを自分に許してはいけない。
メアリー・ポッペンディーク, チームへの報奨
報奨のシステムについて。
- チーム内での競争を起こすものは有害である
- 正直で公平なものである必要がある
- 能力給システムには重点を置かないこと
- 報酬を管理範囲でなく、影響範囲に基づいて決めること
- 金よりも良い動機付けを見つけること
クレイ・シャーキー, グループにとっての最悪の敵は自分自身である
ソーシャルソフトウェアにおける、社会学的、文化人類学的アプローチの重要性。このひとの書いてるのってすごく面白い。
ロバート議事規則は必要なのだ。決まりごとは必要なのだ。規範とか、しきたりとか、法とか、いろいろな言い方がされるが、それはあらゆる可能な振る舞いの宇宙の中から、受け入れ可能な比較的小さな範囲を切り取るものだ。それはグループがビオンのパターンの中でのたうち回って、何も成し遂げられなくなるのを避けるための方法なのだ。
エリック・シンク, ギャップを埋める
我々と顧客とのあいだの溝を埋めるには。