澤田知子, ID400
異なる姿を繰り返すことで如実に明らかになっていく自己
どれだけ姿を変えようとも逃れられない自分
金明淑, 森への賛歌I
主観に立脚するからこそ見える世界
草間彌生, 天上よりの啓示
視覚を意識する
主体性とともに、受容体を意識させられることで非絶対性を認識させられる
kim sooja, 針の女
自分がどこにいるのか、どこにでもいるけどどこにもいない自分。
観られる対象としての自分。
誰が観ている?自分が。自分が自分を見つめる。観ている側の自己は自己足り得るのか。それは自己の同一性に反するのではないのか。
それでも自分は自分をみている。自己でも他者でもない、あいだの存在。そもそも、自己と他者の境界など存在し得ないのではないか。